目次
経絡三線を使ったマッサージのやり方
首の付け根から肩甲骨の下までの範囲でほぐしていきます。背骨にある棘突起と横突起を目印に3つのラインを引いて行います。
棘突起の際にある1線
棘突起のすぐ際(きわ)背骨に沿ってへばり付くように付着しているのが第1線。
内側から外側に剥がすようにほぐします。
すぐ横を第2線が通っているので、1線は2線に寄せるようにマッサージするのが基本的なやり方です。施術者はお客さんの横に立ち、親指を背骨に添わせてマッサージしましょう。
棘突起と横突起の間にある第2線
第1線のすぐ横、棘突起と横突起の間を走っている第2線。
真上から垂直に親指を使って指圧するのが効かせるコツです。第2線のライン上はコリが点在する傾向が強いのでコリコリした塊を感じたらしっかりと圧をかけてほぐして下さい。
横突起の外側にある第3線
横突起の外側の縁を骨に沿って付着しているのが第3線。
第2線に向かって弾くようにマッサージします。3線の中では比較的捉えやすい筋肉なので肘での手技が得意な人は肘を使ってもいいでしょう。
ほぐす順番は1,2,3か3,2,1線
ほとんどの肩こりは1→2→3線の順番でマッサージしていくとほぐれます。
稀に、ほぐれないケースもあるのでその際は順番を逆にして、3→2→1線の順に行ってみてください。
第一線をほぐすのは難しい
肩まわりの筋肉は数多くピンポイントでコリをみつけてほぐすのは初心者には難しいものです。
経絡3線を意識したマッサージは整体マッサージ初心者でも覚えやすく、肩こりによく効くのでおすすめですが一点だけ厄介な点があります。
それは第1線が捉えずらいところ、棘突起の際にへばり付くように付着している為、慣れるまでは剥がすようにマッサージするのは難しく感じる人もいます。
慣れてくると親指に引っ掛かる感触を感じてきます。
初めのうちは、捉えやすい第2線と3線をしっかりとほぐしておくだけでも十分肩こりに効果的です。
肩こりに効く3線マッサージのまとめ
- 1線は2線に寄せて剥がすようにほぐす。
- 2線は真上から垂直にしっかりめの圧で指圧する。
- 3線は2線に向かって弾くようにマッサージする。
- 1,2,3線の順番で肩が緩まない時は、3,2,1線の順番でほぐす。
- 1線をほぐすのは難しいので慣れない間は2,3線をしっかりとほぐす。

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