国家資格の手続きと民間資格の手続きは違う
国家資格を持つ人と持たない人では独立開業する際の申請先が異なります。
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師の場合
税務署への個人事業の開業届出 + 保健所への施術所開設の届出
保険適用も出来る国家資格なので保健所からの審査が入ります。これはとてもめんどくさい審査で、お店の図面をチェックされ、担当職員が実際にお店を見に来て再度チェック。広告を出すことも禁止されていたりと制約が山のようにあります。
民間資格者の場合
税務署への個人事業の開業届出のみ
個人事業の開業届の用紙を一枚書くだけで良いので、とっても簡単。管轄の税務署へ提出すればもう終了です。税務署への個人事業の開業届
柔道整復師の場合は
同じく国家資格である柔道整復師が開業する場合は個人では開業出来ません。その為、法人登記を法務局行いそれから、法人として様々な手続きが必要となります。
お金を借りるならこの2つ
自宅で開業する場合を除いて、起業・独立開業当初はお金を借りて資金を調達するのが一般的。借入先として可能性があるのは、日本政策金融公庫の新創業融資か都道府県・市区町村などの自治体が行っている創業融資のどちらかです。
いずれで借りるとしても全体でかかるお金のうち、何割の自己資金を用意できたかという自己資金割合が審査の重要なポイントになります。原則として、日本政策金融公庫の新創業融資の場合、全体の1/3、自治体の創業融資の場合1/2(ただし、自治体によって自己資金割合の要件は異なります。)が必要です。
お金を借りることは悪いことではない
もちろん、コツコツと自分でお金を貯めて融資は受けずに独立開業する方も大勢います。しかし、晴れて開業したお店が千客万来の繁盛店となり2店舗目、3店舗目と出店する場合は融資を受ける場合がほとんどです。
『時は金なり』とあるように、事業には勝負時がつきもの。勢いのある時は使えるものは使うという姿勢も考えておいてもいいかもしれません。
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